社員は宝、安心して長期間働いてもらえる環境が必要
会社というのは、志を一つにする労働者が集まって、社会に貢献し当時に利益を追求する集団で成り立っていますよね?
そんな会社の社員を「人材」として扱わず「使い捨ての道具」としか見ていないブラック企業も多いそうですが、長い目でみれば
長期間自社で働き続けてくれる社員は、とてもありがたい存在。
誰もが最初は初心者、つまり新人であって、右も左もわからない状態で入ってくる。
ましてや、一人前に仕事ができるようになるには、ある程度の期間が必要でしょ?
その新人教育の期間も、会社は人件費を払い続けているわけですから、一人前になった社員を長く留めておくには、
社員が働きやすい環境を会社が整えておく事が大事。
プライバシーを守りつつ社員のストレスをチェックして解決する
特に現在、ストレスによる社員の”やる気低迷”が増えているんじゃないでしょうか?
私の会社では、毎年ストレスチェックというものを行っています。
これ、質問に正直に答えていくだけで、ストレスの度合いを数値にしてくれます。
質問に答えていくだけで自分でも気づかない心の病を知る事ができます
診察が必要と思われる人には別途、自宅に通知がいくそうです。
気軽に相談できる環境があると安心
ただ、じゃあ
どこの病院のどの先生に相談に行けばいいのか?
という話にもなるわけです。
調査だけやってあとは自費で丸投げ勝手にどうぞ、ではストレスを抱えている社員はますますストレス増大になるし、そもそも自分で先生を見つけろといっても、ストレス抱えてるくらいの人がそこまでするかな?
おそらく、会社がイヤになって辞めちゃうほうが先でしょ?
せっかくお金と時間をかけて育てた社員に辞められて、同業他社とかに行かれちゃ丸損ですよ。
ライバル会社は社員教育の手間が省けて、お得満載ですけどね。
誰でもできそうなストレス対処法も表記されてます
ま、私が勤めている会社でもそういう事はありますし、ストレスが原因で辞めたり、実は自ら命を絶った社員もいるくらいですから(しっかり「大島てる」に載せられちゃってます)。
そんな事があったから、会社でもストレスチェックを始めたといういきさつがあります。
ストレスは見えない病魔
結局、社員のストレスなんて見えないし、社員同士でもなかなか気づけないもの。
会社を辞める理由で一番多いのが、人間関係だそうです。
それつまり、ストレスに直結するわけですよ。
でもね、考えてみれば育った環境も全く違う人がたくさん集まって、それで人間関係が完璧に良いなんて人、この世にいないわけでしょ?
そんな中でも、飯食っていかなきゃならないし、家族守らなきゃならないからみんな必死で我慢して働いてるわけで。
ストレスは誰でもあるけど、その発散方法がわからない、解決方法がわからないから会社を去る、あるいは自ら・・・なんて悲劇が起こるんです。
それよりも社員自身が自分でもわからないストレスを自ら発見できて、その相談が気軽にできる環境があれば、完璧ではないとしても社員は安心して仕事に打ち込む事ができると思います。
ストレスにしても体調にしても「あれ、おかしいな?」と思ったら、会社のおかかえ医師の所に行けば、精神でも肉体でも気軽に相談に行ったり診察が受けられるって、福祉の究極の形だと思うんです。
会社の形態によっても適切な医療業務って変わってくるし、適材適所の医師を探すのもまた難しいものですが(コネでもあれば別だけど)、そういったコネもないような経営者にとって、産業医を紹介してくれるサービスってとてもありがたいですね。
会社にとっても、社員に安心して働き続けてもらえる事って、経営の安定にもつながりますし、そういう会社なら社員募集時にも苦労しないでしょうね。
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