10年後の肌を左右するUVカットクリームの最も効果的な使い方
紫外線対策、していますか?
UVカットクリームはいろんな種類のものが、コンビニ・ドラッグストアから生鮮食品店まで、様々なところで売られていますが、それらUVカットクリームを正しく使っているでしょうか?
⇒ 日焼け止め
UVカットクリームの、SPFとPAはそれぞれ以下のような意味合いがあります。
SPF(Sun Protection Factor)
SPFは「1」で、日焼けを20分前後遅らせることが可能、という意味です。
理論上、SPF50のUVカットクリームなら1000分(16時間:20分×50)、紫外線による日焼けを防いでくれるということになります。
ただし、SPFの数値が大きくなるほど肌への負担も大きくなります。
したがって、通常の生活ではSPF50は必要ありません。
肌への負担の大きさと、汗や衣服がすれて取れてしまう事を考えると、数値通りの性能はまず期待できませんから。
おすすめは、SPF25前後のものを、2,3時間ごとに洗っては塗り直すようにする方法。
これだと、常に新しいクリームが肌を覆っていることになりますし、肌への負担も少ないですからね。
めんどうですが、白肌を維持するにはこれくらいの努力は必要でしょう。
PA(Protection grade of UV-A)
PAは、+の数で性能が表示されていますね。
肌を黒くする性質のある”紫外線A波”を防ぐ性能表示です。
最も売れているのはPA+++ですが、これも+の数が多いほど肌への負担は強いことをお忘れなく。
肌への負担を考えると、+の数にまどわされることなく、日中はこまめに塗り直す方がトータルとしては効果が期待できます。
敏感肌の人や、肌が弱い人は、PA+あたりから始めた方が無難でしょう。
SPFもPAも、数値が高いほど性能はいいのですが、汗で流れてしまったり衣類でこすれてしまえば、効果はなくなってしまいますし、肌を痛める原因にもなります。
肌への負担と実質的なUVカット効果を考えると、SPF25前後・PA++のものを、2,3時間ごと(使用状況によってはもっと短いスパンで)に洗い流しては塗り直す、これがUVカットクリームの正しい使い方ですね。
今の紫外線対策次第で、あなたの肌の10年後、20年後が左右されます。
紫外線は、シミ・シワ・肌のくすみなどの原因になってしまいます。
特に紫外線に弱い肌のケアは、やり過ぎるということはないと思います。
”この辺りは紫外線が少ないから、少々塗らなくてもいいかな・・・”と油断することなかれ。
紫外線は曇りの日でも昼間は意外と降り注いでいますし、跳ね返りなどもあって、実はいろんな方向から浴びているんですよ。
気になる人は、「紫外線チェックカード」などを使って、普段自分が活動している場所の紫外線量などを把握しておくのもいいかもしれません。
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