小学生を持つ親にとって、子供にスマホを持たせるべきかどうか、というのはかなり頭を悩ませる問題ではないでしょうか?
スマホには便利機能が満載。
例えば、現在地を知らせることができる機能があるため、夕方、塾に行かせている子供が今どのあたりを帰宅しているのかなど調べたり、便利機能を知れば知るほど持たせておいたほうが良い気がする。
でも、子供が勝手にいろんなところに電話かけまくったり、ゲームにハマって勝手に課金したり、あるいは盗難にあったりした場合、月末の電話料金がとんでもない事になったら、それこそ家計に大打撃を与えかねません。
現に、子供にスマホや携帯を持たせたたために、請求が莫大に来たといトラブルは、毎年全国で起こってます。
携帯電話会社も、あの手この手でチャイルドロックのような対策はしていますが、どれも”抜け穴”だらけ。
「うちの子はちゃんと節度を守って使うから大丈夫」
と、どこの親も思っていますが、子供はまだまだ課金の怖さ、架空請求メールなどの意味、通話にどのくらいのお金がかかるか、などの基準が身にしみてわかっていないので、何らかのきっかけで莫大な請求がされるような使い方をしてしまわないとも限りません。
とはいえ、スマホは画面も大きく、地図が出ても見やすく、なにより居場所が常にわかるという便利な機能は魅力的ですよね。
中学・高校とさらにスマホを所有する率が高くなる前に、スマホの正しい利用の仕方や怖さを教えておく、という意味でも、小学生にスマホを持たせる親は増えていて、
2015年現在のスマホ所有率は
小学1年生で 16%
小学3年生で 23%強
小学6年生で 33%強
中学2年生で 55%
高校2年生で 98%
今後はもっと伸びていくだろうと予想されます。
持たせることでのメリットの方が大きいと思いますが、やはり問題はスマホ依存症になってしまったり、金額を気にせずみさかいなく使ってしまったりすることがネックになります。
したがって、子供にスマホを持たせる時は、
「親が子供のスマホを完璧にコントロールできるタイプのスマホ」
を持たせる事がポイントです。
レンタルビデオでお馴染みのツタヤが出している”TONE”というスマホは、子供に使わせるアプリや、かけても良い電話番号を親が設定可能。
格安スマホの中でも、月額1000円程度の出費で、子どもとの連絡がメインという使い方であれば、かなり使い勝手は良いと思われます。