文明の利器はとことん使い倒すべし!

便利なモノがあふれている現代ですが、文明の利器はとことん使い倒すのがスジではないかと思います。



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スマートキーの車が盗難されてしまう事案があるって本当?

今時の車やバイクって、スマートキーが採用されていますよね?

スマートキーは、現時点では盗難に最も強いため、いわゆるキーでエンジンをかけるタイプの車やバイクでは多かった”盗難”が、極端に減ったわけです。



ではスマートキーの原理はどういうものなのかというと。

スマートキーからは、実は常に微弱な電波が発信されています。



この電波はとても弱く、1メートル程度しか飛んでいません。

だからスマートキーを持った車両の持ち主が、車両のそばまで近づかないとセンサーが感知しないうえに、スマートキーとセンサーのセキュリティ情報が一致しなければエンジンもかかりません。




ところが・・・。


今、中国では、このスマートキーの車やバイクの微弱な電波を増幅させ、知らない間に車両のドアを開けられ、エンジンをかけて乗り逃げされる事案が多く発生しています。


この盗難方法は、「リレーアタック」と呼ばれています。




リレーアタックは、特殊な電波増幅装置と電波受信機を使い、2人1組で行う盗難です。

まず1人が、狙った車両の持ち主の1メートル以内まで近づきます。


持ち主が持っているスマートキーから発信されている微弱な電波を、電波増幅装置で増幅して遠くまで電波を飛ばします。



もう1人の犯人は狙った車両のそばに、電波受信機を持って待機しておき、スマートキーから増幅された電波を受信、そのまま車両のドアを触れば簡単にドアは開いてしまうというわけです。


もちろん、スマートキーのセキュリティ情報が一致しているので、エンジンもすぐにかかってしまい、そのまま乗り逃げされるのです。



乗り逃げされますが、犯人側がエンジンを切ってしまうとそれ以降はセキュリティ情報がないため二度とエンジンはかかりません。


とはいえ、駐車場に置いていた車両が乗り逃げされたら悔しいですよね?




中国では、このリレーアタックを行う増幅器と受信機のセットが、なんと200ドル~300ドルという安価で売られているというのだから、これはたまりません。


もちろん、通販なら日本でも購入できてしまいますから、いつ日本でもリレーアタックの被害が出るかわからない状況です。





ではリレーアタックを防ぐ方法はないのか?と言われると、実はあります。

簡単な方法です。



人が多く集まる場所に出入りする時は、「電波遮断ポーチ」にスマートキーを入れておけばいいだけです。

「電波遮断ポーチ」に入れておけば、スマートキーの電波を盗まれる事はありませんからね。



特に、やたらとそばにピッタリくっついてくる輩がいたら怪しいですから、スーパーなどで買い物する時は少し注意しておきましょう。

ピッタリくっついてくた上に、何かゴソゴソと機械のようなものを触っていたら、そいつはリレーアタックを仕掛けている可能性があります。


もしかしたら、単にスカートの中を盗撮しようとしている変態野郎かもしれませんが、どちらにせよ犯罪ですから注意するに越したことはありません。




リレーアタックを仕掛けていたとしても、「電波遮断ポーチ」に入れておけば全くもって心配はいりませんけどね。


今後日本でも、リレーアタックによる被害が出る可能性はありますし、せっかく購入したマイカーを、リレーアタックで乗り逃げされたりしたら本当に腹が立つし、乗り逃げされた先で傷でもつけられたら悔しくて仕方ないですよね?


悪い輩のカモにならないためにも、人が多い場所に出入りするときは、「電波遮断ポーチ」でリレーアタックを回避しておきましょう。